【訪日外国人対応】JNTO(日本政府観光局)のビジット・ジャパン事業の重点市場とは?

外国人情報
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こんにちは、えのもとです。

 

みなさんはJNTO(日本政府観光局)の事業である「ビジット・ジャパン事業」の対象として指定する重点市場をご存知でしょうか。

 

これは簡単に言うと日本政府がインバウンド(日本に旅行で訪れる外国人)の対象として特に宣伝に力を入れている国や地域のことを意味します。

 

この記事では「ビジット・ジャパン事業」と特に対象としている「重点市場」について詳しく記載したいと思います。

(2020年12月現在の最新情報となります)

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重点市場ってどこ?

重点22市場

JNTO(日本政府観光局)はビジット・ジャパン重点22市場として下記21の国と1つの地域を指定しています。

中国

韓国

台湾

香港

タイ

シンガポール

マレーシア

インドネシア

フィリピン

ベトナム

インド

豪州

米国

カナダ

英国

フランス

ドイツ

イタリア

スペイン

ロシア

メキシコ

中東地域(※1)

 

(※1)湾岸協力理事会(GCC)に加盟するサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、オマーン、カタール、クウェートの6ヵ国にトルコとイスラエルを加えた地域が対象となります。

 

メキシコと中東地域は2020年4月1日に追加された市場となります。
いずれも2019年の訪日旅行者数が過去最高を記録したことにより、今後更に宣伝に力を入れるべく重点市場として追加されたようです。

 

メキシコ 71,745人(2019年) 2018年比4.8%増
中東地域 95,160人(2019年) 2018年比17.6%増
出典 日本政府観光局 報道発表資料

準重点市場

JNTO(日本政府観光局)はビジット・ジャパン準重点市場として下記4の国と1つの地域を指定しています。

オランダ

スイス

ニュージーランド

ブラジル

北欧地域(スウェーデン、デンマーク、フィンランド、ノルウェー)

 

ブラジルと北欧地域は2020年4月1日に追加された市場となります。

 


ブラジル 47,575人(2019年) 2018年比7.6%増
北欧地域 141,004人(2019年) 2018年比6.3%増
出典 日本政府観光局 報道発表資料

 

これらの準重点市場の対象国は、訪日インバウンドの成長が見込まれる国および地域とされています。
今後の重点市場化に向けての期待を込めて、市場調査や新たな宣伝活動の取り組みに力をいれることが予定されています。

 

ビジット・ジャパン事業とは?

ビジット・ジャパン事業(VJ)は、JNTO(日本政府観光局)の事業の一つであり、訪日外国人旅行者の増加を目的とした訪日宣伝のための事業です。

JNTOは専門的・公的な立場を活用して、事業の実施においては海外事務所が各市場で中心的な役割を担っています。

下記はJNTOの海外事務所です。

出典 日本政府観光局ホームページ


JNTOの海外事務所は長年にわたって積み重ねられた外国人旅行者誘致のノウハウや現地ネットワークを活かし、市場の最新動向・ニーズを継続的に収集・分析して事業の推進に貢献しています。

(例)
日本向けツアーの現地旅行会社による企画や販売の促進活動
海外現地メディアを通じた広報活動
市場分析やマーケティング活動
一般消費者への観光情報発信活動

まとめ

 

この記事ではビジット・ジャパン事業と対象となる重点市場について記載しました。


政府は2020年4月1日に重点市場として新たな国や地域を追加し、アフターコロナのインバウンド事業のV字回復の為の準備をしていたのですが・・


周知のとおり、2020年12月現在におきましてもコロナは終息はしていません。
終息どころか感染者数は更に増加しています。

一方でワクチンの接種がアメリカやイギリスで始まっています。これは期待できる前向きなニュースです。

というかもはや人々の希望と言ってもよいかもしれません。

2021年はコロナが終息に向かい、多くの訪日外国人であふれる日本に戻ることを期待したいですね。

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